SAKU-SAKU Testing導入事例

特別教育のオンライン化で、受講者の利便性と講師の負担軽減を実現

労働安全衛生法に基づく、資格講習や特別教育などの講習を幅広く提供する一般社団法人東京安全衛生講習協会では、受講者の日程調整や遠方からの参加ニーズに応えるため、「SAKU‑SAKU Testing」と「サクテス AIMONITOR」を活用しオンデマンド形式での講習を実施しています。
ここでは、導入した経緯や今後の活用に関して、同協会代表理事の秋葉栄氏(写真右)、事務局の高橋裕子氏にお話を伺いました。

導入の目的

全国の受講者へ柔軟なオンデマンド講習を提供 、講師の業務負担を軽減。

導入前の課題

リアルタイム講習での日程調整の難しさや監視業務の負担。

導入の成果

講師業務の負担軽減、受講者の学習自由度の向上。

技能講習をはじめ特別教育などの資格系講習を幅広く提供

――東京安全衛生講習協会様の事業内容を簡単に教えてください。

秋葉氏 私どもは、労働安全衛生法に基づく技能講習をはじめ、特別教育などの資格系講習を開催しております。

主に建設関係や製造業で必要とされる資格を網羅しており、約20種類ほどの講習を提供しています。
例えば、足場、クレーンの玉掛け(ワイヤーを物に掛ける資格)、フォークリフト、高所作業車などの資格が含まれます。

受講される職人さんたちは、一つの作業を行うために複数の資格が必要になることが多く、多くの講習を受講されています。

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」の活用方法を教えてください。

秋葉氏 現在は、実技が絡まない学科の講習、特に「特別教育」の講習に活用しています。
特別教育は、実技を社内で経験者が教えることで足りるとされているため、学科部分をオンデマンド化しています。
実技が必須の講習については、別途動画(DVDやビデオ)を作成し、それを受講者に見てもらい、実際の作業を体感してもらうという形で対応しています。

例えば、フルハーネス(安全帯)の教育では、動画を見て実際に装着して体感してもらうことを推奨しています。また、テキスト中心だと受講者が眠くなってしまうため、救急法などの実技を講習内に少し入れるなど、飽きさせない工夫も行っています。

運営負担の軽減と受講者の利便性向上を目的に導入

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」を導入された経緯を教えてください。

秋葉氏 以前は対面での講習を実施していましたが、講師一人に対する負担が大きく、また講習日程が固定されるため、受講者の皆さんがなかなかタイミングを合わせられないという課題がありました。
特に、当協会の講習には東北や北陸、信州など全国各地から受講者が泊りがけで来ていたため大変だったので、全国の需要に応えるためオンライン化を導入しました。

実際にオンラインをやってみたところ、通常の対面での講習以上に真面目に聞いてくれる方が多く、大きなミスもなく進められました。
結果として、オンライン化は良い形で導入できたと感じています。

しかし、リアルタイムのオンライン講習でも、対面講習と同じく時間をしばられてしまうため、タイミングが合わない人がたくさん出てきました。
そのため、自分の空いた時間で修了できるオンデマンド形式が非常に有効だと考えるようになりました。その中で御社のサービスを知人から紹介してもらい、導入に至りました。

――他のサービスと比較検討はされましたか。

秋葉氏 他のサービスとの比較検討はしていません。
紹介を受けてサービス内容を聞いた際、特に不満や不安要素がなかったため、すぐに導入を決めました。

AI監視機能が決め手に

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」導入の決め手は何でしょうか。

高橋氏 導入の決め手となったのは、サクテスAIMONITORの監視機能です。
従来のオンライン講習では、講師や事務局が受講者全員(多い時には100人程度)を監視するのは難しく、中にはいなくなってしまう人や、カメラの前に顔写真を貼ってごまかそうとする人もいました。

サクテスAIMONITORは、受講者が画面から目を外したり、寝ていたり、いなくなったりすると自動で検知・停止するため、「人の手」を入れずに監視ができる点が非常に優れています。

以前は、監視のために3人体制が必要なほど大変でしたが、サクテスAIMONITORのおかげで、講師は資料作成などの業務に専念できるようになりました。

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」導入の際にご不安要素はございましたか。

秋葉氏 導入時にはいくつか不安がありました。
一つは、従来のオンライン講習のように受講者全員の顔を見ながら進行できないことへの懸念です。
受講者の顔を見ながら話を変えたり、リアルタイムだからこそできる現場の話を入れたりして楽しい講習にしていましたが、オンデマンド化ではそれができなくなるのが不安でした。しかし、受講者は「とにかく受講して資格が欲しい」という方が多いので、いつでも自分の都合で受けられる便利さのほうが受講者にとっては大きなメリットだったと思います。

また、オンライン講習の際はカメラ機能のないPCで講義を聞く受講者もいましたが、御社のシステムでは基本的にカメラ付きでなければそもそも受講できないため、逆に分かりやすく、不安が解消されました。

――対面で行っていた安全衛生教育、特別教育のeラーニング化はどのように進めていったのでしょうか。具体的な進め方を教えてください。

秋葉氏 eラーニング化にあたっては、まず短い講習(4.5時間程度の講習)から導入を始めました。 講習コンテンツの作成は、講師がPowerPointのスライドを使用し、Zoomで録画する形で進めました。録画の際は、受講者に飽きさせないために、ただテキストを読むだけでなく、現場での実体験や具体的な話を交えるようにしています。

録画された動画は、動画編集に長けた社内の専門スタッフ(高橋様)が編集を担当しています。彼女が休憩時間を挟んだり、単元ごとに区切ったり、字幕を付けたりといった調整を行い、サクテスに搭載しています。
オンライン講習(Zoom)での経験がすでにあったため、大きなトラブルなくオンデマンドへの移行を進めることができました。

講師の業務負担を軽減、受講者の学習自由度が大幅に向上

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」を導入いただき、良かった点を教えてください。

秋葉氏 最も良かった点は、受講者にとって自分の「スキマ時間」や休みの日の合間など、都合の良い時間で自由に学習できるようになったことです。
例えば1か月の期間があれば、受講者が自分でスケジュールを組んで、一気に受講したり、数日に分けて受講したりできます。

当協会としては、講師の業務負担が大幅に軽減されたことに加え、サクテスAIMONITORによって受講状況が確実に見える化されたことで、オンデマンド形式でも質の高い教育を提供できているという確信がもてました。
また、今後さらに講習を増やしていけるという未来も見えてきました。

――今後、「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」をどのように活用していきたいですか。

秋葉氏 現在、実技を伴わない「特別教育」などを20種類から30種類に増やしていきたいと考えています。
さらに、将来的には、11時間講習のような長い技能講習もオンデマンド化し、全国どこにいても受講できるようにしたいと考えています。これが実現できれば、わざわざ講習のために地方へ出張しなくてもよくなり私の負担が大幅に軽減すると思いますし、当協会の主力商品になると期待しています。

また、法律が変わるたびに講習内容を改訂版として更新していくことも重要だと認識しています。

入場教育や安全研修の効率化を目指す企業におすすめ

――「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」はどのような企業や団体におすすめできるでしょうか。

秋葉氏 社員教育全般に有効ですが、特に製造工場や化学工場などにおすすめできると思います。これらの工場では、入場教育や安全教育が義務付けられており、現地で丸一日かけて対面で行っています。

オンデマンド化すれば、事前に自宅や会社で教育を受け、試験をクリアしてから入場できるようになります。そのため、現場の安全担当者が毎日教育に拘束される負担が軽減されます。 他にも、資格に関係しない交通安全教育など、幅広い用途で活用できると思います。

――今後、イー・コミュニケーションズや「SAKU-SAKU Testing」「サクテスAIMONITOR」に期待することを教えてください。

秋葉氏 今後、今以上にシステムが簡単に、より使いやすくなることを期待しています。特に、動画コンテンツを作成する際の編集作業について、多くの企業が課題を抱えていると思います。

そのため、御社側で動画編集を請け負うサービスや、導入からコンテンツ制作まで含めた「導入パック」のようなパッケージを提供していただけると、当協会のように動画の編集ができる人材がいない企業でも、より気軽に導入できるようになると思います。

――本日はありがとうございました。

【プロフィール】

一般社団法人 東京安全衛生講習協会

令和5年6月に始動した労働安全衛生講習を専門とする協会。
現場で必要な特別教育や労働安全衛生講習を実施し、受講者目線でわかりやすく実践的な講義を提供。企業の要望に応じた出張講習も全国で行っている。

HP:https://touankyo.or.jp/

SAKU-SAKU Testing導入事例

試験のDX化、人材教育の課題など、私たちイー・コミュニケーションズが解決します。

お電話でのお問い合わせはこちら

Copyright ©e-communications,Inc.

PAGE TOP