MASTER CBT PLUS導入事例

「MASTER CBT PLUS」でセーフティ
オフィサ資格のWeb試験を実施

日本認証株式会社では、企業トップを含む経営層及び管理者層やスタッフ層の安全に対する知識や理解の確認を目的とした要員教育認証システムとして、「セーフティオフィサ資格認証制度」を運用しており、セーフティオフィサ資格認証のWeb試験を「MASTER CBT PLUS」で実施しています。
ここでは、日本認証株式会社様の概要について、代表取締役の赤松浩二氏に、イー・コミュニケーションズの「MASTER CBT PLUS」を導入した経緯や今後の活用に関して、第一事業企画推進部部長の有山正彦氏、第一事業企画推進部課長の上原壮広氏にお話を伺いました。

導入の目的

Webでのセーフティオフィサ試験の実施。

導入前の課題

オンライン試験中での中断トラブルや中断された時の復旧機能など。

導入の成果

受験者にストレスを与えない安定した試験の運用継続。

安全に関する要員認証制度を運用

――まず、日本認証様が行っている事業について教えてください。

赤松社長 当社は、企業の安全文化構築を支援するため、安全資格者による、働く人の安全(Safety)、安心(ANSHIN)、ウェルビーイング(Well-being)の向上を目指して、安全に関する知識や能力の保有を第3者認証する要員認証制度を運用しています。

機械安全の資格であるセーフティアセッサ資格やロボット安全分野のロボットセーフティアセッサ資格、機械運用安全分野のセーフティベーシックアセッサ資格、また、マネジメント系安全資格であるセーフティオフィサ資格などがあります。

セーフティオフィサ資格制度のWeb試験実施のために導入

――MASTER CBT PLUSを導入した経緯を教えてください。

有山氏 当社では、人が保有する力量(物事を成し遂げる力の程度)を資格として認証する「要員認証」を行っています。その1つであるセーフティオフィサ資格制度におけるWeb試験実施のためにMASTER CBT PLUSを導入しました。
認証には、試験結果がそのまま反映されることから、試験の信頼性、公平性が担保されることが必要であり、その要求を満たすシステムとしてMASTER CBT PLUSを採用しました。

――他のサービスと比較検討はされましたか。

有山氏 インターネット検索等で、各社のホームページでサービスの特徴やセールスポイントを調べ、どのサービスがいいか、いろいろと検討しました。

信頼性の高い試験配信プラットフォームを実現しているかなどについて注目し、比較検討しました。

Web試験においては、受験者に不要なストレスを与えないことが重要ですので、試験途中での遅延やフリーズなどが生じにくいシステムとして、MASTER CBT PLUSに決めました。


単なるシステム会社ではない試験への理解が導入の決め手に

――MASTER CBT PLUS導入の決め手は何でしょうか。

上原氏 Web試験システムとして実績があり、信頼性が高いと判断できたことが決め手となりました。営業担当の方がいろいろと頑張ってくれたところも大きかったです。

また、単なるシステムの会社ではなく、試験というものについてよくわかっている、試験における受験者のニーズについて深く考えているという点にもひかれました。

――MASTER CBT PLUS導入の際にご不安要素はございましたか。

有山氏 主に2つの心配事がありました。

  • 試験時に同じ時間帯に多くの受験者が集中したときなど、レスポンスの低下が生じないか
  • 試験時に通信障害などで中断したときの復旧の状態

しかし、2つともMASTER CBT PLUSでは問題なく実施することができました。 レスポンスの問題や復旧機能に関しても満足のいくものでした。

また、MASTER CBT PLUSは、問題をランダムに出題できる機能があり、試験の公平性を保つためにも有効と思われます。


通信の負荷が少なくスムーズな運用を実現

――実際にMASTER CBT PLUSを導入いただき、良かった点を教えてください。

上原氏 通信の負荷が少なく、安定性が高いところが良かったです。試験実施時のシステムの信頼性は、ほぼ期待通りでした。
また、試験の後に受験者に対してアンケートをとっていますが、受験者からのネガティブな声はございませんし、試験の実施・運用に関しては、ほとんど問題なくできていると思います。

――今後、MASTER CBT PLUSをどのように活用していきたいですか。

有山氏 現在行っているセーフティオフィサ資格制度に加え、建設分野を対象とした「建設セーフティオフィサ資格制度」の運用を開始しますので、そちらのWeb試験にもMASTER CBT PLUSを活用していきたいです。

また、現在eラーニングは、別のシステムを採用していますが、同一企業のシステムとして、受験者登録など運用上のメリットがあれば、御社のeラーニング利用についても検討が可能です。

――MASTER CBT PLUSはどのような企業・団体におすすめできるでしょうか。

上原氏 日本では民間で実施している資格が少ないと感じていますが、国の方針としても今後、民間資格を認めていこうかという流れになっていますし、さまざまな民間資格でMASTER CBT PLUSが活用できるのではないかと思います。


より受験者にストレスがかからないシステムを期待

――今後、イー・コミュニケーションズやMASTER CBT PLUSに期待することを教えてください。

有山氏 当社では、教育用のeラーニングを別に導入していますが、CBTとの連携ができるとありがたいと思っています。

今後もWebによる試験やeラーニングが増加することから、価格的な面に関して相談させていただきたいですね(笑)

また何より、より受験者に対しての信頼性を上げいく。さらに受験者にストレスがかからないシステムを望んでいます。

 

 ――本日はありがとうございました。

【プロフィール】

日本認証株式会社

日本認証株式会社では、国際安全規格をベースにした機械安全資格やマネジメント系安全資格などの要員認証試験を「MASTER CBT PLUS」で実施。

HP:https://www.japan-certification.com/

 

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