コミュニケーション研修のゲームネタ20選|実践力を鍛える研修設計と実施ポイント

社内のコミュニケーション研修について、「座学中心で受講者の反応が薄い」「学びが現場に定着しにくい」と感じることはありませんか。リモートワークの広がりなどにより、社員同士の関係構築や伝え方の重要性は、これまで以上に高まっています。
こうした課題に対して有効なのが、ゲームやワークを取り入れた体験型のコミュニケーション研修です。実際に体験し、振り返るプロセスを通じて、コミュニケーションの本質への理解と行動変容を促すことができます。
本記事では、コミュニケーション研修ですぐに活用できる実践的な研修ネタを20個、目的別に紹介します。あわせて、研修を「楽しいだけ」で終わらせず、組織の成果につなげるための運営ポイントも解説します。
自社の課題や対象者に合った研修企画を検討する際の参考として、ぜひご活用ください。
目次[非表示]
- 1.コミュニケーション研修にゲームを取り入れる3つのメリット
- 2.【アイスブレイク・関係構築】短時間で距離が縮まる研修ネタ
- 2.1.共通点探しゲーム・条件プレゼン
- 2.2.嘘つき当てゲーム
- 2.3.バースデーライン
- 2.4.似顔絵当て・積み木自己紹介
- 2.5.Talking in the Park
- 3.【伝達力・報連相】情報共有の正確さを鍛える研修ネタ
- 3.1.伝言ゲーム
- 3.2.地図作成ゲーム・空き缶ワーク
- 3.3.双方向コミュニケーションワーク(折り紙オブジェ)
- 3.4.コリドール
- 4.【チームワーク・合意形成】協力して成果を出すビジネス研修ネタ
- 4.1.NASAゲーム
- 4.2.マシュマロ・チャレンジ
- 4.3.ペーパータワー・ストロータワー
- 4.4.人狼ゲーム
- 4.5.コンビニ経営ゲーム・マネジメントゲーム
- 5.【表現力・相互理解】多様な価値観と表現を学ぶ研修ネタ
- 5.1.十人十色
- 5.2.ビブリオバトル
- 5.3.私の好きなもの・Good & New
- 5.4.ソシオメトリー
- 6.オンライン研修や大人数でも実施可能なネタはある?
- 6.1.ZoomなどのWeb会議システムでできるゲーム
- 6.1.1.NGワードゲーム
- 6.1.2.家にあるものしりとり
- 6.2.大人数を一斉に巻き込むクイズ大会やシステム活用
- 7.研修を「楽しかった」で終わらせない!効果を最大化する運営フロー
- 7.1.解決したい課題から逆算して「ネタ」を選定する
- 7.2.ルール説明と同じくらい「目的の共有」に時間を割く
- 7.3.最も重要なのは「振り返り(リフレクション)」の質
- 7.4.現場での行動目標(アクションプラン)に落とし込む方法
- 8.まとめ
コミュニケーション研修にゲームを取り入れる3つのメリット

なぜ今、ビジネスの現場で「ゲーム要素」を取り入れたコミュニケーション研修が広がっているのでしょうか。
その理由は、楽しさだけではなく、人の行動や意識の変化を促す教育効果にあります。ここでは、座学形式と比較した際に特に重要な3つのメリットを整理します。
受講者の緊張を和らげ、主体的な参加を引き出す
研修のはじめは、「評価されるのではないか」「発言して失敗したくない」といった不安から、受講者が受け身になりがちです。
アイスブレイクを兼ねたゲームやワークを取り入れることで、自然な会話が生まれ、場の雰囲気が和らぎます。
「正解・不正解を競う場ではない」「試してみてよい」という空気が生まれることで、心理的安全性が高まり、その後のディスカッションやグループワークにも積極的に参加しやすくなります。
結果として、研修全体の学習効果を高める土台づくりにつながります。
体験を通じた学びにより、気づきが定着しやすい
コミュニケーションの考え方や理論を知識として理解するだけでは、実際の業務で行動を変えることは容易ではありません。
ゲーム形式の研修では、「伝えたつもりでも伝わらなかった」「相手の話を十分に聴けていなかった」といった実体験に基づく気づきが生まれます。
こうした体験に、振り返りやフィードバックを組み合わせることで、学びが言語化され、記憶に残りやすくなります。
感情を伴った学習は、研修後の行動変容につながりやすい点も大きな特徴です。
業務では見えにくい一面が分かり、相互理解が深まる
ゲームやワークを通じて、普段の業務では目立ちにくい受講者の強みや役割が見えてくることも少なくありません。
例えば、発言は多くないものの全体を俯瞰して状況を整理する人や、自然と周囲を巻き込む人など、多様なコミュニケーションスタイルが明らかになります。
こうした気づきは、「この人にはこういう強みがある」という相互理解を促し、研修後の職場における連携や信頼関係の構築にも良い影響を与えます。
結果として、チーム全体のコミュニケーションの質向上が期待できます。
▶関連記事:コミュニケーション研修とは?目的・内容・効果から失敗しない導入ポイントまで徹底解説
【アイスブレイク・関係構築】短時間で距離が縮まる研修ネタ

研修の冒頭や、初対面のメンバーが多いチームビルディングでは、まず「話しやすい雰囲気」をつくることが重要です。
ここでは、準備物が少なく、5〜15分程度で実施できるアイスブレイク向けの研修ネタを紹介します。受講者の緊張を和らげ、自然な会話や協力を引き出すことで、その後の研修内容への集中度や参加意欲を高める効果が期待できます。
共通点探しゲーム・条件プレゼン
ペアやグループに分かれ、制限時間内に「お互いの共通点」をできるだけ多く見つけるワークです。
出身地や趣味といった分かりやすいものだけでなく、「実は〇〇が苦手」「最近ハマっていること」など、少し踏み込んだテーマを設定すると会話が広がります。
共通点を探す過程で自然に質問と傾聴が生まれ、短時間でも心理的な距離を縮めやすい点が特徴です。
あわせて行う「条件プレゼン」は、指定されたキーワードや制約条件を盛り込みながら自己紹介や簡単な発表を行うワークで、即興力や要点を整理して伝える力の向上につながります。
嘘つき当てゲーム
自己紹介の中に一つだけ「事実ではない内容」を混ぜて話し、聞き手がそれを当てるゲームです。
参加者は「どこが嘘なのか」を見抜こうとするため、相手の話を注意深く聞く姿勢が自然と促されます。
また、嘘が明かされた瞬間に笑いが生まれ、場の雰囲気が和らぐ点もメリットです。
傾聴の重要性を体感させたい研修や、比較的緊張感のある場面でのアイスブレイクとして有効です。
バースデーライン
「一言も話さない」というルールのもと、身振り手振りやジェスチャーだけを使って、誕生日順に一列に並ぶワークです。
言葉に頼らずに情報を伝え合う必要があるため、ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の難しさと重要性を体感できます。
全員で試行錯誤しながら正解にたどり着くプロセスを通じて、協力意識や一体感が生まれやすく、チーム形成の初期段階に適したネタです。
似顔絵当て・積み木自己紹介
ペアになって相手の似顔絵を描き、その絵を使って紹介し合う、あるいは積み木やカードなどのアイテムを用いて「自分らしさ」を表現するワークです。
言葉以外の表現手段を使うことで、発言が苦手な受講者でも参加しやすくなります。
視覚的な要素が加わることで場が和みやすく、多様な表現方法があることへの気づきにもつながります。
コミュニケーションの幅を広げる導入として有効です。
Talking in the Park
会議室をあえて離れ、公園やオフィス内のラウンジなど、リラックスできる場所で対話を行う手法です。
「歩きながら話す」「円になって座る」など環境を変えることで、心理的な緊張が和らぎ、発想や発言が柔軟になる傾向があります。
形式ばった場では出にくい本音や意見が引き出されやすく、関係構築を目的とした研修や、対話を重視したプログラムの導入として効果的です。
▶関連記事:アイスブレイクは1分でOK!会議や研修で使える簡単ネタ15選
【伝達力・報連相】情報共有の正確さを鍛える研修ネタ

業務上のミスやトラブルの多くは、スキル不足というよりも「言ったつもり」「聞いたつもり」といった認識のズレから生じます。
ここでは、情報を正確に伝えることの難しさや、確認・フィードバックを行う重要性を体感できる研修ネタを紹介します。報連相の質を高めたい研修や、管理職・若手社員双方に共通する課題の可視化に有効です。
伝言ゲーム
子どもの頃に行った伝言ゲームを、ビジネス研修向けにアレンジしたワークです。
言葉だけで複雑な図形を説明して次の人に伝えたり、あえて言語を使わずジェスチャーのみで意図を伝えたりします。
最終的なアウトプットを比較することで、「自分では正確に伝えたつもりでも、相手には異なる解釈で伝わっていた」というズレが可視化されます。
振り返りでは、「情報の順序」「具体性」「前提条件の共有」など、伝達の質を高めるポイントを整理する材料として活用できます。
地図作成ゲーム・空き缶ワーク
口頭での指示だけを頼りに地図を完成させたり、複数の空き缶を指定どおりに積み上げたりするワークです。
指示を出す側と、受ける側に役割を分けることで、伝える側の意図と、受け取る側の理解のギャップが明確になります。
曖昧な表現や前提共有の不足が、作業の遅延や手戻りにつながる様子を体感できるため、日常業務における指示・依頼の出し方を見直すきっかけになります。
特に、管理職層やリーダー層の研修に適したネタです。
双方向コミュニケーションワーク(折り紙オブジェ)
背中合わせになり、一方が口頭で折り紙の折り方を説明し、もう一方がその指示をもとに作業を行うワークです。
まずは「質問禁止」で実施し、次に「質問OK」の条件で再度行うことで、成果物の完成度を比較します。
この対比を通じて、報告・連絡・相談や確認といった双方向のやり取りが、作業の正確性や効率を大きく左右することを実感できます。
一方通行の指示に頼らないコミュニケーションの重要性を理解させる導入として効果的です。
コリドール
自分の駒をゴールへ進めるか、相手の進路を妨害する壁を設置するかを選択する戦略型ボードゲームです。
チーム戦で行う場合、単に手を決めるだけでなく、「なぜその選択をするのか」を言語化し、メンバー間で合意形成を図る必要があります。
状況共有、意図の説明、判断理由のすり合わせといったプロセスを通じて、戦略的な対話力や情報共有の精度が鍛えられます。
複数人で意思決定を行う業務が多いチームの研修に適しています。
【チームワーク・合意形成】協力して成果を出すビジネス研修ネタ

チームワークや合意形成は、単に「仲良くする」ことではなく、異なる意見や立場を踏まえながら、成果につながる意思決定を行う力です。
ここでは、チームで困難な課題に取り組み、一つの結論や成果物を導き出すプロセスを通じて、リーダーシップ、フォロワーシップ、コンセンサス形成を実践的に学べる研修ネタを紹介します。
NASAゲーム
「月面で遭難した」という想定のもと、手元に残された15個のアイテムに優先順位をつけるワークです。
まずは個人で判断し、その後チームで話し合いながら最終的な順位を決定します。
個人の考えとチームの結論を比較することで、話し合いの過程が意思決定の質にどのような影響を与えたのかを振り返ることができます。
異なる意見を排除するのではなく、根拠を共有しながら「納得感のある合意」に至るプロセスを学ぶ代表的なコンセンサスゲームです。
マシュマロ・チャレンジ
パスタ、テープ、ひも、マシュマロといった限られた資材を使い、自立可能なタワーを立て、最も高い位置にマシュマロを置いたチームが勝利となるワークです。
単に計画を立てるだけでなく、試行錯誤を重ねながら改善する姿勢が求められます。
計画(Plan)に時間をかけすぎると実行(Do)が遅れ、結果として失敗につながるため、PDCAサイクルを素早く回す重要性や、役割分担・情報共有の必要性を体感できます。
プロジェクト型業務を想定した研修に適しています。
ペーパータワー・ストロータワー
紙やストローなどのシンプルな材料を使い、制限時間内にできるだけ高いタワーを作るワークです。
材料の枚数や本数に制限を設けることで、コスト意識や事前の作戦立案の質が成果に直結します。
同じチームで複数回実施し、記録更新を目指す形式にすることで、振り返りと改善の積み重ねによるチームの成長プロセスを可視化できます。
継続的な改善や学習をテーマにした研修に向いています。
人狼ゲーム
市民チームと人狼チームに分かれ、限られた情報の中で議論を行うゲームです。
ビジネス研修として活用する場合は、感情的な主張ではなく、事実や仮説に基づいて相手を説得する姿勢が重要になります。
相手の発言や行動を観察しながら仮説を立て、チームとして意思決定を行う過程を通じて、論理的思考力や交渉力、合意形成力を養うことができます。
コンビニ経営ゲーム・マネジメントゲーム
店舗経営を疑似体験し、売上や利益の最大化を目指すシミュレーション型のゲームです。
役割分担を行い、限られた情報や資源の中で意思決定を重ねる必要があるため、チーム内での情報共有と合意形成が成果に直結します。
コミュニケーション力だけでなく、損益の考え方や全体最適の視点も同時に学べるため、若手から管理職まで幅広い階層の研修に活用できます。
▶関連記事:面白い研修ゲームで参加率アップ!メリット・成功のコツ・厳選ゲーム例
【表現力・相互理解】多様な価値観と表現を学ぶ研修ネタ

多様なメンバーが協働する組織においては、自分の考えを適切に言語化する「発信力」と、他者の価値観や考え方を尊重する「受容力」の両方が欠かせません。
ここでは、意見や感情を表現する力を高めると同時に、価値観の違いを前向きに理解するための研修ネタを紹介します。相互理解を深め、心理的安全性の高いチームづくりに役立つワークです。
十人十色
「好きな食べ物は何か」といった軽いテーマから、「仕事で大切にしていること」「評価されると感じる瞬間」など、少し踏み込んだテーマまでを設定し、メンバーの回答を予想し合うワークです。
予想と実際の回答を比較することで、自分の価値観や前提が必ずしも他者と一致しないことに気づくきっかけになります。
「自分にとっての当たり前」が通用しない場面を安全に体験できるため、多様性を尊重する姿勢を育む導入として有効です。ダイバーシティやチーム理解を目的とした研修に適しています。
ビブリオバトル
おすすめの本を持ち寄り、制限時間内でその魅力をプレゼンテーションし合い、「最も読みたくなった本」を投票で決定するワークです。
単なる感想紹介ではなく、「誰に、どんな価値があるのか」を意識して構成する必要があるため、論点整理力や表現力が鍛えられます。
短時間で相手の関心を引きつける経験を通じて、業務における説明や提案の質向上にもつながります。プレゼンテーション研修の導入としても活用できます。
私の好きなもの・Good & New
「最近あった良い出来事(Good & New)」や「自分の好きなもの」を順番に共有し、聞き手は拍手やリアクションで承認するシンプルなワークです。
評価や否定を伴わないため、安心して発言できる場づくりに役立ちます。
ポジティブな話題を共有することで、チームの雰囲気が和らぎ、メンバーの意外な一面や強みに気づくきっかけにもなります。定期的なミーティングや研修冒頭のアイスブレイクとしても効果的です。
ソシオメトリー
部屋全体を地図に見立て、「出身地」「入社年次」「経験職種」などの質問に応じて、参加者が物理的に移動するワークです。
立ち位置によってメンバーの分布が視覚的に可視化され、共通点や違いが一目で把握できます。
言葉だけでは分かりにくい属性や関係性が直感的に伝わるため、自然な会話のきっかけが生まれやすく、相互理解を深める土台づくりに適しています。
オンライン研修や大人数でも実施可能なネタはある?

リモートワークの定着や全社イベントの増加により、オンライン環境や大人数でも効果的に実施できる研修ネタへのニーズは高まっています。
ここでは、対面に比べて一体感をつくりにくい状況でも、参加意欲を高め、双方向のコミュニケーションを促すための工夫を紹介します。
ZoomなどのWeb会議システムでできるゲーム
ZoomをはじめとしたWeb会議ツールでは、ブレイクアウトルームやチャット機能を活用することで、少人数での対話や参加型のワークを実施できます。
オンラインならではの特性を活かしたネタとして、以下のようなゲームが挙げられます。
NGワードゲーム
あらかじめ指定された単語を相手に言わせるよう、自然な会話の中で誘導します。相手の発言を注意深く聞きながらやり取りする必要があるため、傾聴力や質問力の向上につながります。
家にあるものしりとり
参加者が実際に自宅にある物を画面に映しながらしりとりを行います。視覚的な要素が加わることで場が和み、画面越しでも一体感を生みやすい点が特徴です。
これらのワークは、オンライン特有の距離感を縮め、発言のハードルを下げる効果が期待できます。
大人数を一斉に巻き込むクイズ大会やシステム活用
数十人から数百人規模の研修やイベントでは、全員が同時に参加できる仕組みづくりが重要です。
スマートフォンから回答できるアンケートツールやクイズアプリを活用することで、リアルタイムに意見を集約し、参加感を高めることができます。
「社内制度」「会社の歴史」「意外と知られていない社内ルール」などをテーマにしたクイズは、楽しみながら組織理解を深められるため、エンゲージメント向上施策としても有効です。
大人数でも双方向性を保ちたい場合に適した手法といえます。
▶関連記事:社内研修の面白いネタ17選!テーマを決めるときのポイントもご紹介
研修を「楽しかった」で終わらせない!効果を最大化する運営フロー

ゲームやワークを取り入れた研修で最も多い失敗は、「場は盛り上がったが、現場の行動は何も変わらなかった」という状態です。
研修効果を一過性のものにしないためには、ネタ選びから実施後のフォローまでを一連のプロセスとして設計する必要があります。
ここでは、ゲーム型研修の効果を最大化するための運営ポイントを整理します。
解決したい課題から逆算して「ネタ」を選定する
「盛り上がりそうだから」「他社で流行っているから」といった理由だけでゲームを選ぶと、研修の目的が曖昧になりがちです。
例えば、「チーム内の合意形成が弱い」という課題があるのであれば、NASAゲームのように話し合いのプロセスを可視化できるワークが適しています。
このように、組織や受講者の課題を明確にしたうえで、それを解決するための手段としてネタを選ぶことが、研修効果を高める第一歩です。
ルール説明と同じくらい「目的の共有」に時間を割く
ゲームのルール説明に比べて軽視されがちなのが、「なぜこのワークを行うのか」という目的の共有です。
ゲーム開始前に、「この時間で何に気づいてほしいのか」「業務のどんな場面につながるのか」を明確に伝えることで、参加者の受け止め方は大きく変わります。
目的意識を持った状態で参加することで、単なる娯楽ではなく、学習としての姿勢が生まれます。
最も重要なのは「振り返り(リフレクション)」の質
ゲームそのもの以上に重要なのが、終了直後の振り返りです。
結果の良し悪しだけで終わらせず、以下のような問いを投げかけ、体験を言語化する時間を設けましょう。
うまくいった要因、うまくいかなかった要因は何だったか
その行動や判断は、日常業務のどの場面と似ているか
体験と業務を結びつけて考えることで、学びが「自分ごと」として定着しやすくなります。
▶関連記事:リフレクションとは?意味や、方法・効果を詳しく解説します!
▶関連記事:リフレクション研修とは?目的・効果・進め方をわかりやすく解説
現場での行動目標(アクションプラン)に落とし込む方法
研修の最後には、「明日から具体的に何を変えるか」を各自に考え、言語化させます。
「分からないことはその場で確認する」「相手の話を最後まで聞く」といった、小さく実行可能な行動目標を設定することがポイントです。
可能であれば共有や宣言の場を設けることで、実践への意識が高まり、研修を“やりっぱなし”にしない仕組みをつくることができます。
まとめ
コミュニケーション研修は、適切な「ネタ(ゲーム)」を選ぶことで、受講者の主体性を引き出し、楽しみながら本質的なスキルを鍛えることができます。
しかし、最も重要なのは「ゲームをすること」ではなく、そこから得た気づきを「現場で継続的に実践すること」です。
研修当日だけでなく、事前の基礎知識のインプットや、研修後の継続的な学習(フォローアップ)を組み合わせることで、教育効果は何倍にも高まります。
効果的な「予習・復習」の仕組み作りにはeラーニングの活用がおすすめ
ゲーム研修の効果をさらに高め、社員のスキルとして定着させるためには、eラーニングの活用がおすすめです。
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