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内製化とアウトソーシングとは? メリット・デメリットを交えながら解説します

社内の体制を整えたり、研修を行う際、自社で内製化し行うべきか外部に委託しアウトソーシングするかどうか迷うことも多いのではないでしょうか。
本記事では、内製化かアウトソーシングか迷っていらっしゃる企業様向けにメリットやデメリットを交えて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.内製化とアウトソーシングとは
  2. 2.内製化のメリットとデメリット
    1. 2.1.内製化のメリット
      1. 2.1.1.メリット①ノウハウやスキルを培える
      2. 2.1.2.メリット②社外秘などの漏洩リスク軽減ができる
      3. 2.1.3.メリット③社内連携により業務スピードの向上が見込める
    2. 2.2.内製化のデメリット
      1. 2.2.1.デメリット①初期投資がかかる
      2. 2.2.2.デメリット②人員不足で社員の負担となる場合がある
  3. 3.アウトソーシングのメリットとデメリット
    1. 3.1.アウトソーシングのメリット
      1. 3.1.1.メリット①初期費用を抑えられる
      2. 3.1.2.メリット②専門性の高い知識を得られる
      3. 3.1.3.メリット③予算組がしやすくなる
    2. 3.2.アウトソーシングのデリット
      1. 3.2.1.デリット①社内の情報を外部に出すことが必須となる
      2. 3.2.2.デリット②認識の齟齬が生まれる可能性がある
  4. 4.内製化にするかアウトソーシングにするかを判断するポイント
    1. 4.1.内製化の判断基準
      1. 4.1.1.自社の強みを発展させるプロジェクト
      2. 4.1.2.機密性の高いプロジェクト
      3. 4.1.3.長期運用でコスト削減を図りたいプロジェクト
      4. 4.1.4.社内に人材がいる場合
    2. 4.2.アウトソーシングの判断基準
      1. 4.2.1.専門知識が必要なプロジェクト
      2. 4.2.2.短期間や予算制約があるプロジェクト
      3. 4.2.3.リソースの配分や確保が難しいプロジェクト
  5. 5.まとめ

内製化とアウトソーシングとは

内製化とは、自社内のリソースや従業員を使って特定の業務や機能を行うことを指します。
一方、アウトソーシングは業務を外部に委託する方式で、外部の専門知識やリソースを活用して、業務の効率化を可能にします。
内製化にはコスト削減や社内ノウハウの蓄積といったメリットがある一方、社内講師教育の課題や専門知識の不足といったデメリットも存在します。反対にアウトソーシングは外部に委託することで、コストがかかる半面、内製化では難しい課題を解決できる点もあります。

内製化のメリットとデメリット

内製化のメリットとデメリットについてそれぞれみていきます。

内製化のメリット

まずはメリットについてそれぞれみていきましょう。

メリット①ノウハウやスキルを培える

外部に委託していた業務を自社で行うため、その過程で得られる知識やスキルすべてが自社の財産になります。一度きりではなく繰り返し自社で活用できる点も内製化の大きなメリットの一つです。例えば、研修を動画として残したり、内製化した内容をマニュアル化したりすることも有効です。

メリット②社外秘などの漏洩リスク軽減ができる

アウトソーシングによって業務を外部に委託すると、機密情報や社外秘情報の漏洩リスクが高くなる点が懸念されます。内製化では全行程を社内業務として行うため、その危険性がほとんどありません。ただし、内製化に向け会議や打ち合わせを社外で行う際は、紛失や盗難されないよう留意しましょう。

メリット③社内連携により業務スピードの向上が見込める

最後に、社内での連携により業務スピードの向上が見込める点が挙げられます。
外部に業務を委託した場合、連絡相手が増え手間となる可能性がありますが、内製化では社員同士で密にコミュニケーションをとる機会が増えるため、スピード良く業務を遂行することができるでしょう。部署の垣根を超えて協力する場合もあり、社内の連携強化にも繋がります。

内製化のデメリット

内製化には考慮すべき点もあります。次にデメリットについてみていきます。

デメリット①初期投資がかかる

まずは、初期投資が必要となる点が挙げられます。専門知識をもたない社員を育てる社内講師育成費用であったり、新しいツールや技術の導入など、最初は多くのコストがかかります。
コスト面で負担と感じるかもしれませんが、自社にとって投資した分を上回る資産となりますので、長い目で見ていくことが大切です。

デメリット②人員不足で社員の負担となる場合がある

より多くの業務を内製化しようとすると、既存の社員だけでは人員が足りず、結果的に一人ひとりの負担が増えてしまう危険性があります。このような事態を防ぐため、部署編成の見直しを行ったり、適宜中途採用を行うなど人員確保に努め、内製化によって実務を圧迫しないようにすることが大切です。

アウトソーシングのメリットとデメリット

ここではアウトソーシングのメリットとデメリットについて解説します。

アウトソーシングのメリット

まずはメリットについてみていきましょう。

メリット①初期費用を抑えられる

アウトソーシングには多くのメリットがあり、その一つとしてコスト削減が挙げられます。企業は専門的なスキルを持つ外部リソースを活用することで、人材育成や設備投資にかかる初期費用を大幅に減らすことができます。
また、プロジェクトのスピードを向上させるためにも有効です。

メリット②専門性の高い知識を得られる

企業の求める専門的スキルや知識を要する人材が常に社内にいるとは限りません。
自社で新しい部署を作ったり、事業を始めるなど、会社の規模を拡大をする際、外部からノウハウを取り入れることでスムーズに動き出すことができ、成功へとつながります。

メリット③予算組がしやすくなる

最後は、予算組がしやすくなる点が挙げられます。
アウトソーシングするものの費用はあらかじめわかるので、年間の予算の見通しが立てやすくなります。
適正に予算の管理が行えることで、来期のコストを見直す際にも役立ちます。

アウトソーシングのデリット

次にデメリットについてそれぞれみていきます。

デリット①社内の情報を外部に出すことが必須となる

外部企業に業務を委託する場合、社内の情報を共有するため情報漏洩のリスクが生まれます。自社の機密情報が第三者に漏れる可能性がないよう、情報セキュリティ管理の徹底に努めることが大切です。
プロジェクトに携わるメンバーを限定し、不特定多数に社内情報を伝えないことも心がけましょう。

デリット②認識の齟齬が生まれる可能性がある

委託先はあくまで他社のため、自社の方針や意図していることが伝わらず、プロジェクトの方向性が異なってしまうといった懸念があります。このような問題を解決するため、密にコミュニケーションをとったり、綿密に方向性の確認とすり合わせを行うことで相違がないよう心がけましょう。内容のすり合わせの際には、メールなどの文面だけではなく対面やWEB会議の活用も有効です。

内製化にするかアウトソーシングにするかを判断するポイント

ここでは、内製化かアウトソーシングかを判断するポイントについて解説していきます。

内製化の判断基準

内製化は企業が自社内で業務を完結する形式のため、次の4つのどれかに当てはまる場合は、内製化がむいています。

自社の強みを発展させるプロジェクト

自社の強みや専門技術を発展させるためのプロジェクトは、内製化が向いています。これにより競争優位性を高めることができます。

機密性の高いプロジェクト

機密性の高い情報を含むプロジェクトは内製化することで情報漏洩のリスクを低減できます。

長期運用でコスト削減を図りたいプロジェクト

長期間運営するプロジェクトの場合、初期投資が高くても長期的にはコスト削減につながるため、内製化がむいています。

社内に人材がいる場合

社内に専門知識をもつ人材が豊富にいる場合、そのリソースを最大限に活用するために内製化を選ぶのが理にかなっています。

アウトソーシングの判断基準

アウトソーシングは、他社に業務を委託する形式です。次の3つのどれかに当てはまる場合はアウトソーシングがむいています。

専門知識が必要なプロジェクト

社内にない専門知識や技術を必要とするプロジェクトでは、経験豊富なアウトソーシング先を活用することで高品質な結果が期待できます。これにより、自社で試行錯誤に要する負担を削減し、効率的に進行することができます。

短期間や予算制約があるプロジェクト

短期間のプロジェクトや予算制約がある場合、アウトソーシングは初期コストを抑える手段として有効です。内部リソースの消費を最小限にとどめ、必要な部分だけ外部に委託することでコストの管理を実現できます。

リソースの配分や確保が難しいプロジェクト

アウトソーシングを活用すれば、業務量の変動に対応しやすく、必要な時に必要なだけのリソースを利用できるため、柔軟な運営を可能にします。リソースの効率的な配置により、ピーク時の負荷を軽減できます。
また、自社のリソースでは対応が困難な場合でも、アウトソーシングを用いることで迅速なプロジェクト進行が可能です。これにより、重要な戦略に集中できる時間を確保できます。

まとめ

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