
eラーニングの費用相場を紹介!システム選びの6つのポイント
eラーニングは「いつでも」「どこでも」学習できるメリットがあり、社員教育に活用する企業が増えています。しかし、eラーニングシステムには種類があり、機能や費用も異なります。
本記事では、eラーニングの導入を検討している企業様へ向けて、費用相場やシステム選びのポイントについて解説します。
目次[非表示]
- 1.【クラウド型/オンプレミス型】eラーニングシステムの費用相場を比較
- 1.1.クラウド型eラーニング
- 1.2.オンプレミス型eラーニング
- 2.eラーニングシステムは費用対効果が重要!
- 3.費用だけじゃない!eラーニングを選ぶ6つのポイント
- 3.1.1.既存コンテンツが充実しているか
- 3.2.2.操作性が高いか
- 3.3.3.学習管理しやすいか
- 3.4.4.学習の成果を分析・評価する仕組みがあるか
- 3.5.5.各種デバイスに対応しているか
- 3.6.6.サポートが充実しているか
- 4.まとめ
【クラウド型/オンプレミス型】eラーニングシステムの費用相場を比較
eラーニングシステムには、大きく分けると「クラウド型」「オンプレミス型」の2種類があります。それぞれ初期費用や月額料金、カスタマイズ料金などが異なるため、しっかりと押さえておきましょう。
クラウド型eラーニング
クラウド型のeラーニングシステムは、ネットワークを経由してサービスを利用する形態です。自社でサーバーやネットワーク機器を用意する必要がなく、初期費用を抑えられるほか、導入も素早く行えるメリットがあります。
メンテナンスやアップデートも提供ベンダーが行ってくれるため、運用の手間もかかりません。全国どこでもシステムを利用できる点も魅力です。
以下は、クラウド型eラーニングの料金相場です。
費用項目 |
相場金額 |
備考 |
初期費用 |
0~20万円前後 |
ベンダーとの契約金を指す |
月額料金 |
200~500円/1ユーザーあたり |
ユーザー数によって金額が |
カスタマイズ料金 |
1~100万円前後 |
オプションの内容や量に |
後にご紹介するオンプレミス型よりも相場は安く、導入のハードルは低いでしょう。
ただし、クラウド型はカスタマイズ性には優れていません。自社独自の仕様にカスタマイズする場合には、費用が高額になる場合があります。
また、単一のオプションを付与する程度であれば1万円前後で済みますが、多くのオプションを付加すると100万円前後になることもあります。
オンプレミス型eラーニング
オンプレミス型はパッケージ化されているものを自社で運用する形態のことです。社内にサーバーやネットワーク機器を構築する必要があり、導入には多くのコストと時間がかかります。
運用においてもセキュリティ管理やメンテナンスなどにリソースを確保する必要があるため、現在はクラウド型が主流となっています。
しかし、自社に合わせたカスタマイズができる点や、セキュリティ面で優れている点はメリットです。以下は、オンプレミス型eラーニングの料金相場です。
費用項目 |
相場金額 |
備考 |
初期費用 |
100~500万円前後 |
パッケージ代やサーバー・ネットワーク機器などの構築費用を指す |
月額料金 |
100万円~ |
- |
保守・メンテナンス料金 |
3万円~ |
保守期限は基本的に4~5年 |
初期費用には、サーバーやネットワーク環境などのインフラを構築する費用以外に、教材のパッケージ代等も含まれます。
また、一般的な保守期限は4~5年ですので、定期的に保守費用を支払う必要があります。
費用面や運用の手間を考えるとクラウド型のほうがメリットは大きいといえるでしょう。
eラーニングシステムは費用対効果が重要!
eラーニングシステムはユーザー数や機能の充実度、利用できるコンテンツ、カスタマイズの度合いによってもかかる費用が異なります。
ただし、費用を抑えたいからといって、自社のニーズに合っていないeラーニングシステムを選べば本末転倒です。
システムを導入する場合は、費用だけでなくカリキュラムの充実度や操作性、サポート体制などを含めた総合的な観点で選びましょう。
そのためには、まず導入の目的を明確にし、「どれだけの人に使ってもらうのか」「どのような機能が必要か」「どのような内容を受講させたいか」などを考え、おおよその費用を算出することが大切です。
システムの条件や予算を明確にした上で各社のサービスを比較すれば、自社に合った費用対効果の高いシステムを選ぶことができます。
費用だけじゃない!eラーニングを選ぶ6つのポイント
ここでは、eラーニングを選ぶポイントを6つご紹介します。
1.既存コンテンツが充実しているか
eラーニングシステムには、社員教育向けの既存コンテンツが搭載されたものが多くあります。体系的な社員教育を組みたいと考えているのであれば、内定者や新入社員、管理職向けなど、幅広いコンテンツが用意されているシステムを選ぶことをおすすめします。
近年注目されているリスキリングや、企業の信頼性に欠かせないコンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティなどの教育を実施したい企業様も増えているかと思います。導入目的に合ったコンテンツが搭載されているかどうかは必ずチェックしましょう。
また、コンテンツといってもスライド(文字・画像)や動画、ライブ配信などさまざまな形式があります。学習目的に合わせて多彩な形式を取り入れているシステムであれば、受講者の高い学習効果が期待できるでしょう。
2.操作性が高いか
誰でも直感的に操作できるeラーニングであれば、受講者のデジタルスキルに関わらず受講が可能です。
デザインが複雑で使いにくいeラーニングシステムは受講者のモチベーションや学習効率の低下につながるため、注意しましょう。
操作性に優れているか、ナビゲーションがあるか、学習したいコンテンツを見つけやすいかなどを重視して選んでみてください。無料トライアルなどを活用して実際に体験し、システムを比較検討することもおすすめです。
3.学習管理しやすいか
学習の進捗状況や履歴を確認できる仕様になっているかもポイントです。受講者が自身の学習進捗を把握できれば、未実施のトピックを特定できるため、スムーズに学習を進めることができます。
また、管理者も受講者ごとに未実施のコンテンツが確認できるため、メール配信機能などを活用してリマインドすることも可能です。
4.学習の成果を分析・評価する仕組みがあるか
受講者の学習の成果を分析・評価できる機能が搭載されているかもポイントです。受講者の習熟度や苦手な学習範囲が分かれば、今後の教育方針を定めやすくなり、最適な社員教育を実現できます。
また、eラーニングは自ら学習を進める必要があるため、受講者のモチベーションを維持、または向上させる機能があるかどうかも確認しましょう。
例えばコースを修了した際に認証や証明書を発行できる機能があると、受講者の学習意欲を高められる可能性があります。
5.各種デバイスに対応しているか
eラーニングシステムが、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどの各種デバイスに対応しているかも重要です。システムによっては、利用できるデバイスを限定している場合があります。
スマートフォンやタブレット対応であれば、電車の移動中やお昼休憩など、隙間時間にも学習できるでしょう。ダウンロードしてオフラインでも利用できる仕様のシステムであれば、インターネット環境のない場所でも学習できます。
6.サポートが充実しているか
システム会社の運用支援やアフターフォローが充実していれば、初めてeラーニングシステムを導入する際も安心です。
「社内で浸透させられるか心配」「デジタルスキルに不安がある社員もスムーズに扱えるか不安」という場合は、以下の点を確認しておきましょう。
・システムの導入時に具体的な説明などの導入支援をしてくれるか |
まとめ
eラーニングシステムにはクラウド型とオンプレミス型がありますが、費用面や運用の手間を考えるとクラウド型がおすすめです。
また、eラーニングを選ぶ際は、費用面だけでなくカリキュラムの充実度やサポート体制なども重視しましょう。
低価格で操作性に優れたeラーニングシステムなら、イー・コミュニケーションズのeラーニングプラットフォーム「SAKU-SAKU Testing」をご検討ください。1ユーザーあたり330円~ご利用可能です。導入社数累計1500社の声をもとに必要な機能だけを厳選しているため、管理者・受講者ともに使いやすいシステムです。
自社で作成したスライドや動画の搭載も可能ですので、一般的な社員教育に役立つコンテンツと独自コンテンツを組み合わせたオリジナルの学習カリキュラムを組むことが可能です。
また、組織やグループなどの属性ごとに学習の進捗状況や受講結果を確認できるため、学習管理も簡単。メール配信機能など、受講率をアップさせるための機能も充実しております。
30日間の無料トライアルもありますので、ぜひ一度お問い合わせください。
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