9月8日、9日に行われました日本テスト学会(http://www.jartest.jp/)の第14回大会の一般セッションにおいて発表を行いました。
「大規模CBT実施における標準手法 -Asia ATPのホワイトペーパーに基づく検討-」
齋藤 康寛 日本テスト学会第14回大会
近年、高大接続システム改革で大学入試へのCBT (Computer Based Testing) の導入が検討されるなど、CBTに関する注目が高まっている一方で、日本では大規模なCBTを想定したテスト実施のガイドライン整備が十分な状態とは言えません。この度、弊社代表の佐藤がAdvisory Boardの理事に就任しているAsia-ATP (ATP "Association of Test Publishers"のAsia Division)が作成した、「大規模試験における標準手法に関するホワイトペーパー(White Paper on Standard Practices for Large-Scale Assessment Programs)」(以下、「本ホワイトペーパー」とする)を日本に紹介する許可が得られたため、概要を紹介するとともに、既存のガイドラインと比較・考察し、今後日本におけるテストのスタンダード・ガイドラインを整備するにあたり、CBTでの試験運営を前提に考慮すべきポイントを提案しました。
当社の様々なテストに関する取り組みから得られた知見を、今後もこのような形で情報発信し、テスト業界全体の底上げに微力ながら貢献して参りたいと思います。
(抄録)大規模CBTにおける標準手法 -Asia ATPのホワイトペーパーに基づく検討-